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京都武徳殿で、当研究所が後援するバリアフリー剣道クラブの稽古会に参加しました

2021-12-25 

京都武徳殿で、当研究所が後援するバリアフリー剣道クラブの稽古会に参加しました
剣道専門オンライン学院 Haku Unが後援している、バリアフリー剣道クラブの。京都支部稽古会が実施されました。

同剣道クラブは「びわこバリアフリー剣道クラブ」理事長の三苫保久氏(尚道館門弟)の呼び掛けにより、京都大学病院呼吸器内科医師で、京都大学医学部教授の高橋裕子氏(剣道専門オンライン学院 Haku Unメンバー)が中心となり、自ら過去の病氣により身体の自由が利かない中、身体的な障害やコミュニケーションの壁を越え、誰もが楽しめ、健康増進に繋がる剣道の実践を目指し、今年7月に京都支部として発足しました。それ以降、月に1回のペースで武徳殿で稽古会が開催され、回を追うごとにメンバーが増えているそうです。

今回は、平日の午前中だったということもあり、クラブからの参加者は高橋先生と、聴覚障害を持つYさんの2名のみでしたが、剣道イノベーション研究メンバー、関西方面の岡田先生の剣友、教え子が加わり、総勢11名で行われました。

岡田先生から、身体への負担が少ない合理的稽古法を、筆談や身振り手振りでのコミュニケーションを交えながら紹介され、参加したメンバーからは自身が指導する剣友会の子供たちへも活用できると期待の声が上がりました。

近代剣道の礎を築いた武道専門学校が置かれ、数々の名立合が繰り広げられた武徳殿で、大日本武徳会武術教員養成所一期生だった斎村先生の教えを受け継ぐ岡田先生が指導されることは、非常に感慨深く意義あることと考えており、今後も継続して提携を深めていきたいと考えております。

指導・稽古の模様は後日、指導法・伝承法で配信予定です。

※剣道専門オンライン学院 Haku Unは、その他活動収益金の一部(Youtube収益金等)を充ててバリアフリー剣道クラブの活動をサポートしております。